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プロジェクトマネジメントに関するQ&A

プロジェクトを成功させるためには、プロジェクトマネジャーがチームをベストな状態に保ち、最高の成果を引き出すことが求められます。
プロジェクトチームを上手にマネジメントするうえでは、下記のコツを踏まえることが有用です。

【リーダーシップ・スタイル】
・リーダーシップには、率先型・指示型・支援型・関係調整型・育成型などがありますが、プロジェクトの状況やメンバの性格によって、スタイルを柔軟に合わせていきます。
・例えばプロジェクト初期は、ゴールイメージの決定や成果への道筋整理が求められ相対的に負荷が高いため率先型で推進します。プロジェクト中盤は、支援型や関係調整型に移行する場合が多い印象です。ただし、計画との乖離が生じた場合には再度率先型に移行するということもあり得ます。

【エンゲージメント】
・プロジェクトのビジョンや意義、プロジェクト成功後の絵姿の提示など、チームメンバ1人ひとりに腹落ちさせ、意義あるプロジェクトに関わっている意識を強化することで、エンゲージメントを高めます。

【メンバの動機付け】
・昇進昇給への影響、インセンティブの設定など、メンバのモチベーション向上や維持を促します。
・プロジェクトルームや仕事効率化に繋がるツール類の整備のほか、人間関係を踏まえたレポートラインの整理など、ハード・ソフト面で働きやすい環境作りを目指します。

【成果物の品質管理】
・何を、いつ、誰が、どのように作成・管理するのかを明確にします。そのうえで、メンバが常に最新の成果物全体にアクセスできるようにすることで情報のボーダーレス化を図ります。
・プロジェクトマネジャーまたはリーダーなど、適切な役割を担う人が、適切なタイミングで成果物レビューを行い、担当者にフィードバック・改善を図ります。レビュー不足に伴う、成果物の品質低下に伴う手戻りや信頼低下を回避することが重要です。

【権限の付与】
・チームメンバに適切な意思決定権限を与えることで自律性と責任感を持たせます。

【パフォーマンス評価】
・KPI(重要業績指標)の状況や成果物の品質などで、パフォーマンスを評価し、適切なフィードバックを行います。
・チームメンバの成長を支援のうえ、パフォーマンスの発揮レベルの段階的な引き上げを促していきます。

【コンフリクト・マネジメント】
・プロジェクト推進の過程では様々な意見が飛び交うことから、価値観や意見、利害の相違によって、チーム内で対立や衝突が起きる場合があります。このようなコンフリクトの可能性を織り込み、意見の齟齬を調整していくことが求められます。
・具体的には、リーダーによるポジティブな誘導や意識変容の誘導、適時の意思決定や解決策の提示のほか、積極的な傾聴や共感など、人間関係スキルを用いて早期解決を図ります。